よく「K18」や「18金」と耳にしますが、「18って何?」「14金と何が違うの?」と思っている方もいらっしゃるかと思います。

という訳で、今回は地金の品位についておさらいしちゃいましょう!


①銀/シルバー(Ag)

純銀をSV1000とし、地金中の銀の割合が千分率(‰ : パーミル)で表されます。

キャスト(鋳造)で制作された市販のシルバージュエリーによく使われているSV925(スターリングシルバー)、は925‰が銀で強度を出すために75‰は銅が混ぜられています。

クルーシブルで主に使用しているSV950は、SV925に比べ強度では若干劣りますが加工がしやすく彫金に向いています。

ちなみに、メインの金属に混ぜられる金属(上の場合は銅)のことを「割金(わりがね)」といいます。

●刻印の例

【SV1000】【SV999】【純銀】・・・純度999‰
【SV950】】・・・純度950‰
【SV925】【STERLING】【STERLING SILVER】・・・純度925‰
【SILVER】【SV】【SLV】・・・銀製品(純度は不明)

※「SV」が省略される場合もあります。


②白金/プラチナ(Pt)

シルバーと同様に純プラチナをPt1000とし、地金中のプラチナの割合を千分率で表します。

ジュエリーの素材としては「Pt850」「Pt900」「Pt950」がよく用いられます。

また、「白金」という字面を見て「ホワイトゴールド?」と思われる方もいらっしゃるのですが、「白金」=プラチナ(Pt)の日本語表記で、ホワイトゴールドは「白色金」と表記されますので混同しない様ご注意くださいね💡

●刻印の例

【Pt1000】・・・純度999‰
【Pt950】・・・純度950‰
【Pt900】・・・純度900‰
【Pt850】・・・純度850‰
【Pm】・・・純度700~900‰ (昔のプラチナ製品にみられる)

※「Pt」が省略される場合もあります。


③金/ゴールド(Au)

純金をK24とし、地金中の金の割合が24分率で表されます。
単位の「K」はカラット(karat)で、「KT」や「KP」と表記されることもあります。
※宝石の重量の単位も「カラット」ですが、こちらはスペルが(carat)なので「Ct」と表記されます。

K18は地金中の18/24が金、残りの6/24が割金。

同様に、K14は14/24が金、10/24が割金です。

割金のうちシルバー(Ag)の割合が多くなればなるほど青みがかった色(青金・グリーンゴールド)に、銅(Cu)が多くなると赤みがかった色(ピンクゴールド)になります。

また、K18を千分率で表すと 1000×18/24=750‰ となるので「750」という刻印が入れられることもあります。

●刻印の例

【K24】【999】【1000】【24KT】【24KP】【純金】・・・純度999‰
【K22】【916】【22KT】【22KP】・・・純度916.7‰
【K20】【835】【20KT】【20KP】・・・純度833.3‰
【K18】【750】【18KT】【18KP】・・・純度750‰
【K14】【585】【14KT】【14KP】・・・純度583.3‰
【K10】【416】【10KT】【10KP】・・・純度416.7‰
【K9】【375】【9KT】【9KP】・・・純度375‰

※他にも注意しなければいけない刻印があるのでちょこっとご紹介。

【K18 3M】・・・「3ミクロン厚の18金メッキ」という意味。(2M等も有り)
【GP】【GEP】【HGE】=金メッキ、【GF】【GR】【RGP】=金張り
【18K】のようにKが品位の後ろにつくものは「アト金」と呼ばれ、【K18】よりも品位が低い可能性があります。


割金の種類や比率は地金業者やブランドによっても様々なので上の図は一例です☆

他にも私の知らない刻印があるかもしれないので、珍しい刻印があったら教えて下さいね~\(^o^)/

 

 


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